2010/04/10

このアニメが面白い! Angel Beats!



上はアニメ『Angel Beats!』のOPです。




















まだ2話までしか放送されていませんが、今クールはもちろん、
2010年の最も優れたアニメ作品となりそうな気配があります。

世界観、キャラクターグラフィック、共に高い水準にあります。
定評あるkey系のシナリオは、ほとんど最強でしょう。
もちろん音楽も素晴らしく、声の演技も水準以上でしょう。
残るは美術と動画というアニメーションの特質がそれに伴えば
まず間違いなく今年一番もしくはそれに継ぐ作品となるでしょう。



劇伴もこのような感じの非常に重厚で綺麗なメロディラインを持つ音楽です。
これを聴いただけで物語への期待が膨らみます。


第1話は比較的軽い感じで世界の紹介が行われました。
たぶん観た方の多くが“ハルヒ”を連想したと思います。
おそらくそれは制作者の狙いが当たったということでしょう。
敢えて同様な設定を用いることにより物語への移入を容易にし、
説明を省く手法だと思われます。

そのため、第2話では早くも主人公の過去が語られ、
主人公の目的やこの世界の仕組み、そして敵が明確になります。
非常に早い展開です。
敵を阻止する方法も数多の映画に出てきたトラップが用いられ、
殺伐とした世界にギャグやゲーム的な救済要素を作っています。
またこれは、作る側と観る側との認識や言語的な共通性を
作り出す目的でもあると思います。


しかし、未だ敵の正体は不明です…。
これから数回は「天使」という敵の存在の意味や秘密について
語られるのでしょう。う~ん。目が離せません。



そしてこれがED。

3 件のコメント:

en_toma さんのコメント...

先に素性が分かるなら子供にも分かりやすくていいかも?
敵の謎は取っとかなきゃねw

しかし・・・多忙なのに見る時間あるの?
ライフワークの一部なのだろうか?ww

dadacha さんのコメント...

短い放送回数の中で、つかみと入り込み易さは重要ですね。

昔のアニメは悪が敵でしたが、昨今の複雑系は善悪の二元論的対立が無くなり、敵にも正義があり正当な理由や論理が存在することになっちまいました。アンビバレンツな価値感の中で最も高次のものを選択する闘い。すなわち自己矛盾の克服がテーマになっているように思います。なので今の闘いには本来敵が不要なのです。でもそれでは哲学的モノローグの一人芝居になっちまうので、外部に記号としての敵を存在させているように思います。


お菓子はべつ腹と女性は良く言います。自分にとってアニメと本はべつ腹です。仕事と同等の価値を持つ時間です。つまりは生きる意味を与えてくれるものとして同等の価値を持つものです。なのでいずれ言うことがあるかもしれません。
「打合せですか…アニメの予定が入って居ますので別の日時にしてください」と…。

京極書店 さんのコメント...

正義の反対は 悪じゃない
別の正義なんだ とは野原ひろしの言葉だったか・・・
視聴者の厳しく優しい眼差しと
制作者の情熱が融合した作品に・・・
なのかな?
一話二話で ぐぐっと惹かれると
放映日が楽しみになりますね
それだけ制作者さんも
最初が肝心なのかもしれないなあ・・
つかみはおっけー!っていうことかな^^

ちなみに・・・狸王国ではもちろん
放映されません(@`▽´@)/ キッパリ!